ダイバッチョの日記

ダイビングと筋トレを中心に、海に関することやトレーニング器具などについて主に発信していきます!

これを見れば日本の海流・潮汐がわかる!!!

潮汐と潮流
潮汐とは、主として月と太陽の引力作用によって約6時間ごとに海面が周期的に昇降することです。この海面の周期的な上下にともなって海水が水平方向に流れる動きを潮流といいます。潮流の方向は、流れてくる方向を言います。

潮汐関係の主な用語
高潮・・・・・・潮汐によって海面が1番高くなった状態(満潮)

低潮・・・・・・潮汐によって海面が1番低くなった状態(干潮)

高潮・・・・潮汐によって高潮になった時刻

低潮時・・・・潮汐によって低潮になった時刻

上げ潮・・・・低潮から高潮の間で徐々に海面が上昇している状態

下げ潮・・・・高潮から低潮の間で徐々に海面が下降している状態

停潮・・・・・・高潮と低潮の前後で海面がほとんど動かない状態

潮差・・・・・・相次ぐ高潮時と低潮時の海面の高さの差

大潮・・・・・・新月または満月の後1〜2日後の潮差が最も大きい潮汐

小潮・・・・・・上弦または下弦の後1〜2日後の潮差が最も小さい潮汐

日潮不等・・相次ぐ2回の高潮と、2回の低潮の海面の高さは同一の日でも同じ高さで昇降するはけではなく、その間隔も同じではありません。この現象を日潮不等といいます。

憩流・・・・・・転流時にほとんど潮流が無くなっている状態

上げ潮流・・上げ潮時にその流速が最大になっている方向の潮流

下げ潮流・・下げ潮時にその流速が最大になる方向の潮流



潮汐
潮汐表には日本近海の主要な港を標準港とし、その港の毎日の潮時と潮高が掲載されています。

潮流
潮汐表には瀬戸や水道における標準地点の毎日の転流時、最強流速時、流速が記載されています。
標準地点以外の場所における潮流についても、巻末にある改正数を用いて求めることが出来ます。
潮汐表の流速の単位は「ノット」で、普通、数値に付いている符号の(+)は上げ潮を、(-)は下げ潮を、示します。
日本の沿岸には関門海峡、来島海峡、鳴門海峡明石海峡など潮流の強い場所があり、最強10ノットに達する場合もあります。こうした場合を通る時には潮汐表で確認し、十分
注意して航行しなければなりません。

1ノット=1.852キロメートル


海流
海流とは大洋での海水の流れで、季節やそのとしごとにたしょうのへんかはありますが、ほぼ一定の幅で一定方向に流れる海水のことです。日本近海には次のような海流がありますが、季節ごとの詳しい状況は海洋速報で知ることができます。

黒潮(暖流、日本海流
西流してきた北赤道海流がフィリピン東方で流行を転じ、沖縄西方、九州南岸から本州南岸、房総半島沖を通り、銚子沖から北東方向に太平洋を流れていく暖流です。黒潮は平均50キロメートルの幅で、その流速は5ノット以上になることもあります。

対馬海流(暖流)
沖縄西方で黒潮から分流した暖流です。九州北岸・本州北岸・秋田沖を通り、北海道西方を流れて宗谷海峡へ達します。

親潮(寒流、千島海流
ベーリング海オホーツク海からカムチャッカ東方を、南下する寒流です。北海道東岸から三陸沖に沿って南下し、黒潮の下層へ潜り込みます。親潮は北海道南東沖合いて70〜80キロメートルの幅を持ち、その平均流速は1ノット以下です。

リマン海流(寒流)
オホーツク海から間宮海峡を経て日本海に入る寒流です。沿海州朝鮮半島沿岸を通って南下し、最終的には対馬海流の下に潜り込みます。流速は0.3〜0.6ノットです。

津軽海峡の海流
津軽海峡海峡には対馬海流の支流が流れ込み。常に西から東への流れがあります。流束は太平洋側の、潮汐日本海側の、潮汐が大きく影響するため時刻によって大きく変化しますが、最大は3ノット程度です。




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