ダイバッチョの日記

ダイビングと筋トレを中心に、海に関することやトレーニング器具などについて主に発信していきます!

これで天気予報ができるようになる!!!

誰しも1度は「明日の天気何かな〜」など思ったことはありますよね?これを見ておけばある程度の天気予報ができるようになりますので、ぜひ、最後まで読んで見てください。

まず、気象関係で出てくる言葉をまとめました。

気圧
大気の圧力を気圧と言います。気温の影響を大きく受け気温が上がると空気が膨張して軽くなるため、気圧は下がります。逆に、気温が下がると空気が収縮し重くなり気温は上がります。
気圧は、空気の単位である「ヘクトパスカルhPa)」で表します。

等圧線
気圧の等しい点をむすんだ線を等圧線といい、なだらかな曲線で表されます。等圧線には次のような性質があります。

⑴.1本の等圧線の片側は、その等圧線より高い気圧になり他方は低い気圧になる。

⑵.等圧線の幅が狭いほど風が強くなる。

⑶.等圧線と風向のなす角度は日本付近の海上では20〜30度になる。


高気圧
周囲より相対的に高い気圧の領域で、閉じた等圧線で囲まれたところを高気圧という。

太平洋高気圧小笠原高気圧
湿度は高く風邪が弱い高気圧で夏の日本近海に現れます。この高気圧が張り出すと、天気のいい日が続きます。

シベリア高気圧
空気が冷えてできる高気圧です。この高気圧が張り出すと、日本海側では雪になり、太平洋側ではカラッと晴れて空気が乾燥します。

移動性高気圧
大陸で発生した高気圧が東へ移動する高気圧です。春や秋に多くあらわれます。晩秋から初冬にこの高気圧に覆われると小春日和になります。しかし、長続きはしません。


低気圧
周囲より相対的に気圧の低い領域で閉じた等圧線で囲まれたところを低気圧といいます。

熱帯低気圧
熱帯で発生する低気圧で、中心付近の最大風速が17/sec(風力8)以上は台風と言います。前線を伴わないことも、熱帯低気圧の特徴です。

温帯低気圧
温帯で発生した低気圧です。温帯低気圧は寒暖2つの気団が接するところに発生し、前線を伴います。全線付近では一般に風雨が強くなります。



気圧の谷
2つの高気圧部に挟まれた低気圧のことを気圧の谷と言います。気圧の谷は前線を伴うことが多く、また、気圧の谷が低気圧の近くに来ると、この低気圧は発達しやすくなります。気圧の谷が東西方向に伸びている場合は風邪が弱く、天気が安定します。


前線
広い地域を覆っている、温度や湿度など性質のほぼ一様な空気の塊気団と言います。性質の異なる空気の塊(気団)の境界面を「前線面」といい、前線面と地表が交わる線を「前線」といいます。気団と気団は混ざりにくく、その境目である前線では、2つの性質が異なる空気がぶつかり、天気が不安定になります。前線の両側では、温度、湿度、風向、風速が全く異なります。
前線には、温暖前線寒冷前線停滞前線閉塞前線の4つがあります。

温暖前線
暖気団が寒気団よりも優勢で、空気団の方に進行する時にできる前線です。温暖前線が接近すると、上層の雲、中層の雲、下層の雲と徐々に雲が厚くなります。温暖前線が通過する際はしとしとと雨が降り、気温が上昇し、風向は南寄りになります。

寒冷前線
寒気団が暖気団よりも優勢で暖気団を押しのけて進行するときにできる前線です。寒冷前線が接近すると、垂直に発達した積雲、積乱雲が近づきます。寒冷前線が通過する際は激しい雨が降り、突風が伴います。また、気温は下がり、風向は北寄りになります。

停滞前線
寒気団と暖気団が釣り合い、ほとんど移動しない前線です。前線の近くで雨や霧のぐずついた天気が続きます。梅雨前線は停滞前線のひとつです。

閉塞前線
寒冷前線温暖前線に追いつき、寒気団が暖気団をすくい上げるように地上から離す形になるものを閉塞前線といいます。追いついた寒気が追いつかれた寒気より温度が低い場合は「寒冷型閉塞前線」といい、逆の場合は「温暖型閉塞前線」といいます。寒冷型閉塞前線寒冷前線に似た性質を持ち、温暖型閉塞前線温暖前線と同じような性質を持ちます。


雲・霧・視程
①雲
温度が下がることによって空気中の水蒸気が凝固し、細かい水滴になって空気中に浮いているのを「雲」といいます。雲が地表に達しているのが「霧」です。
雲は、その形や、発生する高度によって、次のように分けられています。

上層雲・・・・・・平均下面の高さが6000メートル以上
中層雲・・・・・・高さ平均6000~2000メートル
下層雲・・・・・・高さ平均2000メートル以下
垂直に発達する雲・・・・・・高さ500〜10000メートル

②霧
視程が、1キロメートル未満の場合を「霧」と呼び、視程が1キロメートル以上のものを「もや」と呼びます。

霧は次のような場合に発生しやすく、また、それぞれ特徴があります。

・温かく、湿った空気が、冷たい地面や海面に移流した時に発生する霧(移流霧)。海上に発生する代表的なきりで、広い範囲にあらわれ持続時間も長い。

・水面上に水面よりずっと低音の空気が流れ込んだ時に発生する霧(蒸気霧)。水面に湯気のように発生しますが、霧の高さは水面から数メートル以下です。

温暖前線などが通過する時によく見られる霧(前線霧)。雨滴が落下する途中で蒸発して生じるもので、通常発生後、数時間で消えます。


③視程
水平方向の視認距離を「視程」といいます。通常の視力を持った人が空を背景にした目標物を見分けることの出来る最大の距離です。方向によって距離が異なる場合は、最短距離を視程とします。


視程を悪くする原因は主に霧ですが、雨や雪が降る場合でも視程は悪くなります。