未知の魚 目を丸く 「タヒチの海の水族館」開幕
2019年7月14日 18:02日本海新聞
南太平洋のタヒチ周辺の生き物を集めた移動水族館「南海の楽園 タヒチの海の水族館」(新日本海新聞社主催、鳥取県観光事業団共催、フーズマーケットホック特別協賛)が13日、境港市のSANKO夢みなとタワーで始まった。開幕を待ちわびた家族連れらが初日から大勢訪れ、珍しい南国の海や川の生き物に夢中になった。
同水族館は海の生き物を中心に約100種1300匹を集めた。入り口では、ユニークな表情でダイバーにも人気の高いナポレオンフィッシュが出迎え。色とりどりの愛らしい魚が入った広めの水槽の周囲に子どもたちが人だかりを作り、世界最大級のウツボや現地で「神の使い」とされるオオウナギなどは、水槽に顔を近づけて間近で観察する人の姿が見られた。
また、レモンザメやツマグロなどのサメが泳ぐプールでは、時折水しぶきを上げる元気なサメに歓声が沸き、円形プールで泳ぐアオウミガメも子どもたちの人気を集めていた。
米子市三本松2丁目の長尾寿志君(11)は、両親やきょうだいと初めて移動水族館を体験。「大きな魚やいろんな種類の魚がいてびっくりした」と感想を語った。同水族館は8月18日まで。会期中無休。午後10時~午後5時(入館は同4時半まで)。(井上昌之)
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