ダイバッチョの日記

ダイビングと筋トレを中心に、海に関することやトレーニング器具などについて主に発信していきます!

子供のスポーツの教え

運動やスポーツ」と「心理面」の関わりを伝えていきたいと思います。

 

ポイント

  1. 発育発達による心理的側面とは何か
  2. 心理面を考慮した指導法

 

発育段階による運動成績・心理的側面の変化

1.胎児期(1〜9ヶ月お腹の中)

器官や組織の分化

 

2.新生児期(1〜3ヶ月)

方向付けの不確かな全身運動

 

3.乳児期(4〜7ヶ月)

協応動作の出現

 

4.幼児期(1〜3歳)

さまざまな動きの習得

 

5.就学前期(3〜7歳)

運動の組み合わせが可能

 

6.学童期初期(7〜10歳)

運動学習の急激な進展期

 

7.学童後期(10〜13歳)

運動の基本的技能の学習の最重要時期。

種目特有な技能習得に最も望ましい。

 

8.青年前期(13〜15歳)

運動能力・運動機能の再構成期

 

9.青年期(15〜18歳)

技能の安定、性差、個人差の増大

 

10.成人期初期(18〜30歳)

運動成績の高度の達成

 

11.中年期(30〜45歳)

運動成績の徐々の低下

 

12.壮年期(45〜60歳)

運動成績の高度の低下

 

13.高齢期(60歳以上)

運動成績の顕著な低下

 

男性13〜15歳、女性12〜14歳

身長の伸びなどから、習得した技能を身体発育の変化により、今までと違った条件で発揮する必要がある。

 

男性 15〜19歳、女性14〜18歳

技能の安定、性差、個人差が大きくなる。

 

9〜12歳「ゴールデンエイジ

走・投・跳・補などの能力が高まる。

 

・発育発達の種目別によってピークパフォーマンスを発揮する時期(年齢)が違う。

・発育発達を考慮した身体的技能、体力的指導、心理面での指導が必要。

 

心理面を考慮した指導法

1.モチベーションの向上

練習場で音楽をかける。例えば野球選手がバッターボックスに入る時にその人の好きな音楽が流れるなど

 

2.厳しい練習を喜んでする

筋力トレーニングなどで、扱える重量が上がっていくと、きつい練習でも耐えることが出来る。陸上などではタイムを縮める。

 

※コミュニケーション、ノンバーバルコミュニケーションのスキルを身につける。

※映像などの視覚的道具を使うと練習効率が上がる。

 

「褒める指導」

褒めることで良い点を指摘

※選手に「良いイメージ」を植え付けられる。

※期待に答えようとする人間の心理を利用。

 

選手の心理面を考えた指導法を身につけることにより、質の高い効率的な指導をすることにつながる。

 

怒る指導よりほめる指導の方が良い理由

・365日ほめられた選手>365日怒られた選手

・365日プラスのイメージが植えつけられる。

(ただし、プラス思考か、マイナス思考かによって受け取り方や効果が変わってくる。)

・イメージトレーニング理論ではイメージできないことはできないが、イメージできる動きは行動か→プレーに現れる。

・試合やプレーの結果より、努力などのプロセスを褒めた方が内発的動機づけが高まり効果が期待。

 

メンタル面強化

・日本:厳しい練習と追い込んだ練習→メンタル強化

・合理的:効果的、科学的に強化する時代を迎えている。

・外発的:怒り・追い込み・厳しい練習だけでなく、内発的動機付けでメンタルを強化