ダイビング中 この生物にわ気おつけろ!対処法も徹底解説!!
こんにちわ(*´﹀`*)
ダイビングインストラクターの竹です。
そんな私の経験なども踏まえて危険生物や、その対処法などを紹介したいと思います。
水中生物
水中生物はダイビングの魅力の一つです。多くの水中動物や植物に魅力的な自然の美しさがあり、独特で興味をそそられます。水中世界には多種多様な生物がいますが、大半の生物はダイバーに深刻な脅威などは及ぼしません。人間が近づくと、生き物は無反応か、逃げるか、物珍しそうにじっと見つめます。そういった生き物を観察し、関わることが出来るのがダイバーの特権のひとつです。
⚠️危険な水中生物⚠️
大半の生物は無害ですが、中には人間に怪我をさせるものもいます。危険な性質を持つ水中生物は大きくわけて、刺す生物と噛む生物にわかれます。
刺す生物の代表的なもの
噛む生物の代表的なもの
通常は「危険」だと思われていませんが、ダイバーが常識から外れた不用意な行動をすると、攻撃的になる生物もいます。例えば、アシカは危険な生物だとは思われていませんが、発情期に入るとオスはハーレム(メス)を守ろうとし、ダイバーが近づくと危険な存在だと認識し攻撃的になります。
生き物が生息している場所や行動に注意を払うことにより水中生物によるケガを防ぐことができます。水中生物によるケガのほとんどはダイバーの不注意が原因です。
見るからに攻撃的な水中生物はめったにいません。また、大半のケガは動物の防衛本能によるものです。噛み付くという行動は攻撃的に見えますが、たいていの場合は防衛的な行動です(例えば、ウツボが棲んでいる穴に手を入れると、ウツボは噛み付きます)。サメはテレビ番組や映画でどうもうな動物として描かれていることがありますが、サメが人間を攻撃することはめったにありません。ダイバーがサメに襲われたという事件のほとんどは、スピアフィッシングで魚を捕っていたことと関係しています。傷を受けた魚や死んだ魚は、サメの捕食行動を刺激するからです。
水中生物による怪我を防ぐ!!
- ダイビングする環境に生息している危険な生物について、どのような性質があるのか、どのような害を及ぼすかなどを調べておく。
- さわったり、いじめたり、動揺させたりしない。
- キラキラ光ってブラブラしている装飾品を、身につけてのダイビングはやめましょう。餌に間違えて捕食動物を引き寄せてしまいます。
- 手足や膝をつく場所に注意する。たまたま足を着いた場所にウニが居たらウエットスーツやブーツなどは簡単に貫通してしまいます。アカエイだったら最悪です。アカエイに刺されて亡くなったダイバーもいます。
- 水の濁っているところでは特に注意する。攻撃的な性質をもつ生物がダイバーを他のものと見間違えて攻撃してくる可能性があります。
- 明らかに死んでいる生き物や、ちぎれた部分には注意する。特にクラゲは危険でちぎれた触手でも、触ると刺されます。
怪我をしてしまった場合の対処法
・海でダイビングしていて刺されてしまったら海水ですすぎます。(真水は使いません)刺された部分をこすってはいけません。こすると広がってしまいます。
・クラゲ、ファイヤーコーラルなどのヒドロ虫による刺傷には酢をかけます。
・魚のトゲ、カサゴ、アカエイによる刺し傷は、お湯(49℃/120℃F以下)に30分から90分ほど浸します。
・ウニ(ガンガゼなど)のトゲは折れずに抜けるようならピンセットで取り除きます。折れそうな場合はそのまま医者に見てもらいましょう。
・噛まれた傷は、出血をとめ、包帯をまいて手当します。
・噛まれた場合、反応が激しい場合、ケガが大きい場合、手当してもよくならない場合は救急治療を受けてください。
サメに遭遇した場合の対処法
初心者ダイバーの多くが、サメなど大型で攻撃的な性質を持つ動物に遭遇したら、どうすればよいか知りたがります。運よく出会えたら、よく観察して、サメに遭遇したという経験を楽しみましょう。そう頻繁に出会えるものではないのですから。水底で動かないようにして、落ち着いて見守り、サメのほうへ向かって行ってはいけません(向かっていくと、サメの防衛本能の引き金を引く恐れがあります)。サメがその場所にいて動かないようなら、サメから目を離さないようにして水底に沿って静かにその場を離れます。サメがダイバーに過度に興味を示しているときや、攻撃的な様子を見せている場合には、エキジットします。
以上お気おつけてください!!
最後まで読んで頂きありがとうございました。