これを見れば、もう一生「捻挫」をしなくなる!?捻挫はどうすれば防げるのか徹底解説!
誰しも1度は捻挫をしたことがありますよね。捻挫をしてしまったらとても痛いですし、ひどい場合には松葉杖を使わなければ歩けなくなってしまいます。そんな捻挫をもう起こさないために、「どんなことに気を付ければ良いか」、「そもそも捻挫ってどうして起こるのか」、「もし起こしてしまった場合どのように対処すれば良いのか」を解説していきます。
まず初めに
1,どうして捻挫が起こるのか
今回は足関節の捻挫を例にして進めいていきます。
捻挫には内返し捻挫と外返し捻挫があり、主に3つの動きが重なり合うことによって捻挫を起こしてしまいます。その3つの動きを1つずつ説明していきます。
上の図の青色の矢印の方向への動きを内反、赤色の矢印の方向への動きを外反といいます。
上の図の青色の矢印の方向へ足が動くことを底屈といい、赤色の矢印の方向へ足が動くことを背屈といいます。
上の図の青色の矢印の方向へ足が回転することを足関節の回外といい、赤色の矢印の方向への回転を足関節の回内といいます。
上記の
「内反・底屈・回外」が重なり合って起こるのが内返し捻挫
「外反・背屈・回内」が重なり合って起こるのが外返し捻挫
です。(この動きは、つま先から回るようにひねる動きです。)
以上のことが捻挫の起こる原因です。
では、どのようにしたら捻挫が防げるのか。
2,捻挫の防ぎ方
1のどうして捻挫が起こるのかで説明した事の逆を言えば、3つの動きのどれか1つでも欠けていれば捻挫は起こらないわけです。
そのためのポイントが2つあります。
運動をする前は、準備運動を十分に行う。
急激に運動をしてしまうと、身体はまだ運動できる状態ではないので、手首や足首などをひねりやすくなってしまいます。そのため運動前には手首や足首などのひねりやすい場所を特によくほぐしておきましょう。日頃からの運動習慣がない人はもちろん、日頃から運動をしている人もしっかりと準備運動を行いましょう。
捻挫しやすい箇所には、テーピングや、サポーターを使って安定させる
膝や足首などのひねりやすい箇所には、サポーターやテーピングをし固定・安定させます。テーピングの上からサポーターをつけても問題ありません。
しかし、まったく捻挫をしないというのもかなり難しい話です。
もしも捻挫をしてしまった、そんな時に役立つ、捻挫をしてしまった時の対処法を紹介します。
3,捻挫をしてしまったっ時の対処法
少々足をひねる程度なら運動などを休み、安静にしたり、氷の入った袋などをタオルやハンカチなどで包み冷やします。凍傷を防ぐためにタオルやハンカチは必ず使用します。しかし、腫れや激しい痛みを伴う場合は靭帯が損傷している可能性があります。そのままにしておくと関節が緩くなってアンバランスな形になってしまいます。必ず病院に行って診断を受けましょう。
以上のことが頭に入っているのと入っていないのでは捻挫を起こす確率はかなり変わってくると思います。そして万が一捻挫を起こしてしまっても適切な判断ができると思います。
関節は私たち人間にとってとても大切な役割を果たしているので特に痛めてしまった場合は注意してケアしてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。