海は最高どのくらいまでもぐれるのか。そして、何分くらい水中にいることができるのか!!
いきなりですが、私はダイビングインストラクターをしている中で、お客さんに、「最高どのくらいの深さまでもぐったことがあるの?」や、ダイビングをやってみたいとおっしゃる方に「ダイビングをしていて、病気にならないの?」とよく聞かれます。
なので今回は
・ダイビングをしたら身体にどのような影響があるのか。
・人は水深何メートルまで潜ることができるのか。
についてお話ししたいと思います。
ダイビングをしたら身体にどのような影響があるのか
減圧症
ダイビングをすると減圧症という症状になる恐れがあります。
減圧症とは、人間の体には、血管などの組織に空気が溶け込んでいます。その空気が
環境圧の低下により気化しその気泡が血管を閉鎖してしまう症状のことで、潜水病、ケーソン病などとよばれることがあります。症状は、重症例では、呼吸器系の障害(息切れ、胸の痛み)などが現れる。後遺症を残すこともある。軽い症状では、これらの症状は現れないが、骨の組織壊死を引き起こすこともある。
窒素酔い
窒素酔いは水深30メートルのような深い場所でダイビングを行うと、お酒に酔ったような症状が現れます。私たちが吸っている空気のおおよそは窒素ですが、しかし、窒素の圧力が高くなると人間に麻酔作用を及ぼします。ダイビング中にテンションが急に高くなったり、方向感覚が失われたり、身体が思うように動かせなかったりします。
耳が痛くなる
ダイビングをしていると、深くなればなるほど身体に圧力がかかります。しっかりと耳抜きをしないと中耳炎、外耳炎などの耳の病気になってしまいます。
次に、
人は、何メートルまで潜ることができるのか。また、その水深で何分耐えることができるのか
今回は、人が、減圧症になってしまう限界の深さを人間の限界として、お話していきます。
水深10メートル
安全に潜れる時間は145分です。それ以上潜っていると減圧症になるリスクがどんどん高くなり、219分に達すると減圧症になってしまいます。
水深12メートル
安全に潜れる時間は108分ですそれ以上潜っていると減圧症になるリスクがどんどん高くなり、147分に達すると減圧症になってしまいます。
水深14メートル
安全に潜れる時間は77分です。それ以上潜っていると減圧症になるリスクがどんどん高くなり、98分に達すると減圧症になってしまいます。
水深16メートル
安全に潜れる時間は60分です。それ以上潜っていると減圧症になるリスクがどんどん高くなり、72分に達すると減圧症になってしまいます。
水深18メートル
安全に潜れる時間は48分です。それ以上潜っていると減圧症になるリスクがどんどん高くなり、56分に達すると減圧症になってしまいます。
水深20メートル
安全に潜れる時間は38分です。それ以上潜っていると減圧症になるリスクがどんどん高くなり、45分に達すると減圧症になってしまいます。
水深22メートル
安全に潜れる時間は30分です。それ以上潜っていると減圧症になるリスクがどんどん高くなり、37分に達すると減圧症になってしまいます。
水深25メートル
安全に潜れる時間は23分です。それ以上潜っていると減圧症になるリスクがどんどん高くなり、29分に達すると減圧症になってしまいます。
水深30メートル
ここまでくると、減圧症のリスクはかなり高くなってきます。3分から減圧症になるリスクが高くなり20分に達すると減圧症になってしまいます。
水深35メートル
3分から減圧症になるリスクが高くなり14分に達すると減圧症になってしまいます。
水深40メートル
もはやこの深さに到達するだけで減圧症になるリスクはあります。9分を超えると減圧症になてしまいます。
水深42メートル
8分に到達すると減圧症になってしまいます。
ダイビングで講習があるのはここまでです。
つまりこれより先は未知の世界です。
海は楽しいこともたくさんありますが危険もいっぱいです。
みなさんもおきおつけくださいね。
さいごまでよんでいただきありがとうございました。